2012年10月20日土曜日


前回のストラディバリウスのお話の中でちょっとだけご紹介したジェームズクレノフ氏。
現代最高のキャビネットメーカーと言われています。
その彼は一昔前、日本に来たことがあります。
信州かどっかで木工セミナー、最近の言葉で言えばワークショップが開催され、全国から多くのウッドワーカー達が集まりました。
そればかりという訳ではないでしょうが、日本のウッドワーカーにとっては「クレノフ」の名は尊敬と憧憬を込めて語られることが多いです。
うらやましいですね。
残念ながら私にとっては「クレノフ」の名はネット上の2次、3次の知識です。
リアルタイムな共感は持てませんが、ネット上では彼についての色々な情報を読んで楽しむことが出来ました。
ちょっと長いですがこちらの記事なんかが良さそうなのでご紹介しておきます。
ご興味のある方はどうぞ。

クレノフとくれば「サムマルーフ」について触れておかないわけにはいけません。
ともに日本のウッドワーカーにとっては匠(たくみ)あるいは師匠的な位置付けです。
二人とも活動の場がアメリカでした。
さすが木工先進国アメリカと言いたいところですが、このあたりのお話に首を突っ込むと長くなりそうなので止めておきます。

写真は長さ2.1メートルのオランダ製食卓。
20年位前にお求め頂いたものです。
このたびキッチンのリフォームを機に天板塗り直しのご依頼がありました。
メーカー送りせず当店での修理をご希望されましたので、せっせと古い塗膜を剥いでいるところ。
再塗装後の写真は後日アップしたいと思います。