2011年6月10日金曜日

日曜朝のNHKテレビ「ルソンの壷」で宮崎椅子製作所が取り上げられました。
朝7時45分からの放送の最中にお客様から問い合わせの電話がありました。
宮崎椅子さんのHPから当店を探し出されたのでしょう。
この日は「テレビ見ました」というお客様が他にもありました。

番組自体は比較的良くまとめられている印象を持ちました。
視点もずれていないと思います。
お客様が「NHKだから良かったんですよ」と仰ってましたが、30分程度の番組で掘り下げられる内容に比しての反響の大きさはさすがテレビ。
ネットでの反応を見ると概ね好評のようで、「共感しました」という言葉が見つかります。
宮崎社長の飾り気の無い語り口に依るところ大ですね。

写真は宮崎椅子製作所 「hata chair」 
次回ご紹介します。

お客様の「好み」がシンプルかつストレートに伝わるお部屋だと思います。
花梨無垢材のフローリング、淡いグリーンの壁紙、システムキッチンの深青の光沢。
写真左上の丸窓はアンティークブルーに塗装が施された玄関ドアにはめ込まれたものです。
向こうに見える大きなソファセットはたぶんオランダ製の革張り、高級家具店で有名な大塚家具で
ご購入されたとお聞きしました。
当店が納めたのは写真中央、ウォールナット無垢材のダイニングボード。
ちょっと色褪せた感じが、お部屋になじんでいるように思いますが如何でしょう。

2011年6月6日月曜日



連日雨の中の納品、雨の日の撮影になります。
暗いです。
以前は納品時にデジカメを持っていってましたがしょっちゅう忘れたりバッテリー切れで、最近はもっぱら写メばかりです。
何とかしなくてはとは思ってますが。

こんな不細工な写真でお店のイメージを壊してはいけませんので、名前は出しませんが松江市内のあるレストラン様のカウンター席を写させていただきました。
ウォールナット材とボーダー柄の張り布が「カフェ感」を演出している、はずなんですがこんな写真では伝わりませんよね。
いずれにせよもう一度こちらへはお伺いしなくてはならないので、今度は良い写真が取れるよう勉強してみたいと思ってます。

こちらの写真はブラックチェリー材のソファです。

ブラックチェリー材をこのブログでご紹介するのは初めてだと思いますが
このような不鮮明な写真では色味を伝えられるのが精一杯、ご紹介するのに正直迷いました。
ブラックチェリー本来の良さはいずれまたの機会にということで今回はフォルム、容姿に注目して
みたいと思います。

当店は「木の家具のお店」を看板に掲げていますが、当初の目標とするところは「シンプルモダンな木の家具のお店」を目指していました。
当店は小さな家具屋ですので、売れ筋動向より店主の個人的な好き嫌いでモノを仕入れます。
現在、家具デザインの主流はシンプルモダンと言われていますので、たまたま店主の好みと時代の趨勢が合致しているだけで、ちょっと前の頃は当店に並べている商品はあっさりし過ぎと人から言われまた自分でも思っていました。

ただ、長らくひとつの商品を見続けていると(当店は他店に比べて恐ろしく商品の息が長い)見飽きないことの大切さに気づかされました。さらに言えば、毎日見慣れているはずの家具に何か新しい発見があったりするととても気分の良いものです。

その時々の流行の試練に打ち克つ強さを内包するデザイン、と言えば大げさに過ぎるかも知れませんが、家具選びの際、座り心地とか使い勝手の十年後を想像するように、見た目の十年後を想像するのもおもしろいかもしれません。