2012年4月28日土曜日

写真は節ありオーク材の別注食器棚です。
4年前に納品しました。
このたび同じ節ありオーク材で食卓のご注文を頂きましたので納品の際にこちらも一緒に撮らせてもらいました。
製作した当時は取っ手がちょっとうるさかったかなと思いましたが今見ると逆に手作り風な感じが出せて良かったです。
手作り風といえば扉にはめ込むガラス。
手作りガラスもしくはそれ風なものを探してガラス屋さん巡りをしていたのもこの頃です。
古い時代のガラスの建具が残っていると言う話を聞いて山奥の民家まで見に行ったこともありました。
結局、中に入れたものが見える「ぼんやり」の具合が手作り風ガラスでは見え過ぎる、ということで既製品のガラスをはめることになりましたが、それにしてもあの頃に仕入れたガラスの知識が今ではきれいさっぱり頭の中から飛んでいることにびっくりします。
ひとつ記憶に残っているのは、泡入りの外国製ガラスの雰囲気の良さと恐ろしく値段が高かったこと。あれを使ってくださるお客様の現れることを願ってます。