2013年12月21日土曜日

写真は長さ2400ミリ、幅1100ミリの食卓の天板です。
材はブナ材です。
約30年ご使用になられたもので、へこみや輪ジミ、ひっかき傷が無数にありました。
新しく家を建てるご予定のお客様でしたので、新たに新品を買うか、修理して使うか迷われていましたが、結局修理されることに。
若い頃に買って長く使い続けてきたんで、それなりに思い入れがあるとのことです。
そうですね。
お金を出してでも直して長く使っていきたいモノって、やっぱり人それぞれの何かしらの思い入れがあるんだと思います。

お客様のご希望は間取りを考えて、長さ2100ミリ、幅1000ミリの天板サイズにカット。
かどっこのアールも、四辺の丸い面取りも直角に落としてシャープなシルエットに。
アンティーク風な濃淡の塗装を、ナチュラルで明るい白木仕上げにしたいとのことです。
ご新居のイメージに合うようにということで、お気持ちはわかります。
でも写真には写ってませんがこちらの食卓、昔懐かしいコロニアル調のロクロ脚なんですよね。
カットした天板との取り合わせが、ちょっと不安でした。