2012年9月13日木曜日

最近、メーカーさんと話す機会があって聞いた話なのですが、市場に出る真樺(マカンバ)材の質が低下しているそうで、安定した材のグレードを維持しようと思ったら明色系の材料ではバーチ材のほうが具合が良いとのこと。
で、バーチ材の使い心地の感想を聞くと「とにかく堅い」んだそうです。
こちらのメーカーでは節有バーチは使ってないのですがそれでも刃物の切れ止みが早いらしい。
なかなか難儀な材料だと聞きました。

写真はバーチ材のデスクとキャビネット。
デスクの大きさは幅120センチ×奥行45センチ×高70センチ。
隣に置いたキャビネットは幅50センチ。
置き鏡は枠を含めて40センチ角です。
置き鏡の脚は取り外しが出来、壁掛けミラーとしてデスクの前の壁にも取り付け可能なんですが、残念ながらこちらのお宅は賃貸アパート。
うかつに釘は打てません。
どちらかと言えば壁掛けにしたほうがあっさりと納まりが良いのですが、ドレッサー代わりにこちらのデスクを使われるお客様は大抵、置き鏡としてご使用されます。
大きさの割りに軽いミラーですので、お化粧の際にはひょいと手元に引き寄せたほうが使い勝手が良い、ということをお聞きしました。

ところで最近のアパートの内装は個性的になっていますね。
うっすらと木目を残した白色塗料の拭き取り仕上げ(風?)の壁が、夏の陽ざしをとても柔らかなものに変えてとても素敵でした。
こちらのアパートはABCDと4棟ありましたので、それぞれが別の内装になってたら選ぶ方としては面白いかも、なんてお話ししましたが、これだけ供給過多の現状が続くと笑い話とばかり言ってられなくなるのかもしれませんね。