2012年8月6日月曜日

写真は飛騨産業「AZAMI」チェア。
こちらの商品の特徴は以前ご紹介したことがありますので、ここでは張り布について。

張り布の選択は悩ましくも楽しい作業、と前に書きましたが、お客様とお話しする中で最近の売れ筋だとか傾向といったようなことをお話させて頂くことがたまにあります。
これ自体はお客様の「悩ましくも楽しい作業」に水をさすようなもので、アドバイスでも何でもないです。
お客様がご自身の選択に99パーセントの決心と1パーセントの不安を感じていらっしゃるような場合の背中の一押しみたいなものですね。
例えば赤系の張り布を選ぶお客様に、最近の傾向として赤系を選ばれるお客様が多くなっていますよ、の一言が不安を和らげる、かもしれませんしそうでない場合もあるでしょう。
そうでない場合は要らざる一言になりかねませんのでやっぱりその辺は慎重にしたいですね。


以前、お店の展示がブラウン系1色になった時期がありました。
どちらかと言えば無難な配色に落ち着くお客様が多かったせいもあり、お店として全体のバランスへの配慮を欠いていた為もあります。
最近の傾向を言えばやはり赤系の張り布を選択されるお客様が増えている印象です。
赤系の張り布の生地や柄が良くなったせいなのか、赤系を好むお客様が増えてきた為なのかは今のところちょっとよくわかりません。