2011年5月14日土曜日


写真は食卓の天板です。
向こうに見えるのは赤ちゃん用の食器で、まだお若いお客様のお宅で撮影させていただきました。
こちらの食卓は当店が納めたものではありません。
お客様がご結婚の際、ご友人の建具職人さんがお祝いとして作って下さったものだそうです。
このお話を聞いてとても嬉しく思いましたのでご紹介いたします。

何の木か不明でしたが濃色に着色された木枠に計21枚のさまざまな樹種の板がはめ込まれた建具造作の天板。お客様のお話では10種類の木が使われているそうです。
かえで、けやき、黒柿、 せん、ひのき、なら・・・etc
お客様から教えていただきましたがすぐ忘れてしまいます。
花の名前を知ることでより美しく感じるように、木の名前を知ることでより一層木に親しみを感じることができます。

このお若いご夫婦+赤ちゃんにとって、きっとかけがえの無い大切な思い出の家具になると思います。