2010年12月15日水曜日

食堂椅子のリメークの様子のつづきです。
こちらは木部を各パーツに分解したところ。                 
バラバラにする前に塗装を剥ぎ取ります。
曲面はサンドペーパーでの手作業です。                      
オリジナルの形を崩さないよう慎重に。             
とにかく時間がかかります。                                 

接合部分、仕口は量産品らしく丸ダボ接合。
接着剤の跡は均一で無駄がなく
最近の量産品の例からすると、ちょっと接着剤の
量が少ない気がします。
前に接合部分がゆるんで、と書きましたが
実際は0.数ミリのスキマのみ、まったくガタもなく、
叩きはずすのにひと苦労しました。
接着剤の力が今と比べて弱かった時代には
たとえ量産品といえども、木組みの精度を大切に
考えなければならなかったのでしょう。