2014年2月22日土曜日


申し訳ありません。
ブログの更新が滞ってしまいました。
ブラウザをクロームに替えてからもいろいろ不具合が頻発しました。
ようやく元どおりになりましたので、更新がんばっていきたいと思います。

写真はウォールナット材のキャビネット。
ご新築のキッチンに合わせて作った別注品です。
かなり早い段階からご相談に来ていただいたおかげで、打ち合わせもゆっくり進めることが出来てお家の完成にも間に合いました。
当店は国産メーカー、それもわりと小さめの工場の品物を扱うことがほとんどなので、納期が一ヶ月、二ヶ月は当たり前、中には四ヶ月くらいかかってやっと納品なんてことがざらにあります。
ご新築の際、食卓セットをご注文いただいていながら、納期が間に合わないせいで古い卓袱台で何ヶ月か我慢していただくってことも以前はよくありました。
待っていただけるというのはありがたいことですね。
もっと以前は、家が出来上がるほんの数週間前ぐらいに家具屋回り。ご予算にあわせて家中の家具すべて一気に買い揃えるパターンがほとんどでした。
家具の生産、在庫、流通がそのパターンの納期に対応出来ていたということです。
まだ家具が売れてた頃の話ですね、
家具が売れなくなって在庫がだぶついてくると、国産メーカーのいくつかは規模の大小を問わず受注生産に切り替えました。
注文があってから作るので自然、納期は延びます。
納期が延びるということはメーカー自身の首を絞めることですので、大メーカーは生産管理のコンサルタントを外部から呼び、それをしない小メーカーはより付加価値の高いものづくりへ移行していきました。
ざっかけて言えば、当店に関しては小さな工場の加工に手間のかかるモノを扱うようになったことで納期がしだいに延びてきたと言えます。
ただ一方、それらの家具が手許に届くまで何ヶ月でも待って下さるお客様の意識の変化というものも見過ごしてはいけないと思います。