2013年11月18日月曜日

先頃、東京ビッグサイトで「ジョージナカシマの家具デザイン~その軌跡をたどる」という催しがありまして、初めてジョージナカシマの家具を見ることが出来ました。
展示品はもちろん美術品扱いですので、触ることも座ることも厳禁です。
ジョイント部分の仕口がどうなってるんだろうと椅子の底に頭を突っ込むなんて許される雰囲気ではありませんでした。
木の家具なんてモノはじっくり眺めて、じっくり触ってこそ価値がわかります。
そしてそれはジョージナカシマの家具を使っている人にだけ許される特権なんでしょうね。
「古今研究所」というホームページのなかでラウンジアームチェア(左から2番目の椅子)のインプレッションが語られていますが、それこそ日々、手に触れ座っている人でないと気づかないようなことまで書かれています。
ご興味のある方はご覧になってみてはいかがでしょう。
モノづくりにおいて、言葉にならない部分を言葉で表現できる稀有の能力を持った方だと思います。