写真は食器棚の取っ手、つまみです。
30年以上お使いになられたそうで、つまみに埋め込んであるナットのところで割れていました。
使えさえすれば何でも良いとのことでしたが、あいにく手持ちのつまみに似たようなものがありませんでしたので作ってみることにしました。
向かって右側の白木のがそれです。
まだ作りかけですがふと思いついて写真をとっておきました。
これに限りませんが、仕事の最中にブログのネタに使えそうだから終わったら写真を撮っておこうと思って大抵忘れて、後で後悔しています。写真を撮っておくことも仕事のうちと習慣づけておかないと駄目ですね。
ターニング(ろくろ)作業はおもしろいとよくネットなんかで出ていますが本当ですね。
ターニングマシンとか持っていないので電動ドリルを使いました。
ちょっと危険なやり方なのでご紹介はできませんが、見る見るうちに形が出来上がるよろこびと言うんでしょうか、陶芸とかやったことありませんがなんかはまりそうな予感がします。
ちなみに写真のものは2個目。
1個目は調子に乗りすぎて削り過ぎてしまいました。
写真の背景はアメリカ広葉樹輸出協会お勧めの白太(辺材)まじりのブラックチェリー材。
当店に来てから5年目の色味です。
協会の説明では心材と辺材の色差はだんだん無くなっていくということでしたが、当店のものはむしろコントラストがはっきりしていくようです。
2012年4月26日木曜日
2012年4月18日水曜日
当店ではお客様に自然系の塗装をご提案しています。
自然系の塗装とは植物オイル、蜜蝋、柿渋、植物石鹸等を木の表面に沁み込ませる塗装です。
ウレタン等の石油化学系の塗料が塗装の過程でシンナーを必要とすることから起きる様々な弊害、たとえば塗装作業者の健康とか公害とかへの負担をより小さくするという点で、それらに対立する言葉として「自然系塗装」という言葉が使われ始めました。
ただ、今では健康や公害についてはノントルエン、ノンキシレンあるいは水性塗料という低公害の溶剤が使われていますし、逆に自然系塗料を謳った植物オイルの中に乾燥を早めるための劇物が混ぜられたりして、ちょっとわかりづらい状況になっています。
塗料がいったん硬化したウレタン仕上げは安全で、ご家庭でメンテナンスが必要なオイル仕上げは混ぜ物如何によっては逆に危険とも言えるかもしれません。
アトピー性皮膚炎でお困りの方などには塗料、接着剤、合板のデータをメーカーからお取り寄せしますのでお気軽に仰って下さい。
最近は自然系塗料についてのお客様の理解が進んだ様に思います。
オイル仕上げとウレタン仕上げの見た目の違い、メンテナンスの必要性の有無などご説明しなくとも解かってらっしゃるお客様が増えました。
住宅のフローリング、無塗装もしくは自然系塗料にされる方が割合多くなって来ているようです。
いずれにせよ木のナチュラルな風合いを好まれる傾向が強くなっているのでしょうね。
写真はオイル仕上げのウォールナットのテーブル、ご使用半年後の姿です。
メンテナンス前の写真をあえて載せてみました。
お部屋に対してちょっと大きかったようで、少し小さくして下さいとのご要望。
脚の位置を付け替えて、オイルを塗りなおし。
また新たなおつき合いが始まります。
天板端のシールは子供さんの定位置のしるしなのでしょうか。
食卓に向かわれるご家族の姿が垣間見えてなんかほのぼのとした気分になりました。
2012年4月12日木曜日
ホワイトオーク材、デザイン佐々木敏光、飛騨産業、1995年。
写真は塗装前の白木の状態です。
佐々木さんがノリにのってる時期に発売されたこの椅子も 、もう16年のロングセラーになります。
発売後しばらくは前回写真の様に食卓とのセットで売れることが多かったのですが、最近はマイチェア感覚で、ご自分の為の一脚、ご家族の為の一脚といった購入例の方が増えてきました。
食卓セットは家のデザインスタイルに付随するのに対しマイチェアは流行とは無縁に選ばれることが多いです。
近年デザインの傾向として、より簡素なフォルムが好まれるせいか、この椅子の持つエレガントさがすこし鼻に付くようになってきたのかな、と思ってました。
「椅子展」というものをどんな切り口で見せるか、色んなやり方があると思いますが当店では「木の椅子」という、おおざっぱなくくりで始めてみました。おおざっぱなだけに少し捉えどころのない感想を持たれた方もいらっしゃるようですし、逆に自由な発想でお気に入りの椅子を選んで下さる方もありました。「スタイル」とか「売れ筋」だとかの縛りからなかなか自由になれない一家具屋としては胸のもやもやが晴れたような心地で、とても嬉しい「意外」でした。
2012年4月11日水曜日
「暮らしに寄り添う木の椅子展」では会場で簡単なアンケートを実施しました。
① 見た目の良い椅子
② 座り心地の良い椅子
③ 購入したいと思った椅子
④ 好きな木の種類
複数回答可としました。
結果は①、②、③とも上記写真の椅子、「クレセントアームチェア」に回答が集まりました。
理由はよくわかります。 ①、②、③の条件がすべて揃っているからです。
①はネットで「クレセントチェア」と検索をかけると「優美なライン」という言葉が多く見られます。フォルムを形容する言葉はまだまだたくさんありそうなところがすごいと思います。
②は絶妙な座刳りと腰を支える背もたれのバランス。プラス肘から指先までの触感。
人によって賛否はありますが、ぽっこりはまり込む座り心地という点では木の座面の椅子の中でも 絶品といって良いでしょう。
最後に③は写真では解かりづらいと思いますが、この椅子は非常に高い木工技術を駆使して作られています。そしてクラフトの要素を上手に機械加工に置き換えることで一品モノではない量産品としての価格を維持し続けています。
この椅子に人気が集まるのも納得です。
と言いたいところですが、実は意外でした。
① 見た目の良い椅子
② 座り心地の良い椅子
③ 購入したいと思った椅子
④ 好きな木の種類
複数回答可としました。
結果は①、②、③とも上記写真の椅子、「クレセントアームチェア」に回答が集まりました。
理由はよくわかります。 ①、②、③の条件がすべて揃っているからです。
①はネットで「クレセントチェア」と検索をかけると「優美なライン」という言葉が多く見られます。フォルムを形容する言葉はまだまだたくさんありそうなところがすごいと思います。
②は絶妙な座刳りと腰を支える背もたれのバランス。プラス肘から指先までの触感。
人によって賛否はありますが、ぽっこりはまり込む座り心地という点では木の座面の椅子の中でも 絶品といって良いでしょう。
最後に③は写真では解かりづらいと思いますが、この椅子は非常に高い木工技術を駆使して作られています。そしてクラフトの要素を上手に機械加工に置き換えることで一品モノではない量産品としての価格を維持し続けています。
この椅子に人気が集まるのも納得です。
と言いたいところですが、実は意外でした。
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